はてなインターン前半を終えて

ぼちぼち他の参加者の方の日記も上がっているようなので、便乗して感想など書いてみます。

参加者

今年はエンジニアのインターン生が7名で、専攻は殆どが情報系。航空宇宙工学のエンジニアという自分の立場は割と異色だったようです(もちろん覚悟はしていましたが…)。イロモノ枠的な感じで。
知識不足は努力でカバーしなきゃなあとか思っていたら、できる人はできる人で更なる向上を目指して手を動かしまくるので、全然追いつけなくて泣きそうです*1。皆モチベーションがとんでもなく高いです。

講義

前半の2週間は講義→課題→評価のサイクルが続きます。それも1日1フレームワークという恐ろしいペースで。他の参加者の方々は「知識の高速道路やー!」的な感想を抱いていたようですが、C言語+Windowsプログラミングのお花畑からノコノコやってきた自分にとっては、仮免取得直後にオープンカーで高速道路を爆走する位の無茶をやっていた気がします。夢にJavaScriptが出てきたときには心が折れそうになったよ。違うJSならよかったのに…

環境

就業時間中は静か。晩になると賑やかになる日もあります。2週間を通して感じたのは、気持ちよく働ける環境というものを本当に大切に考えている会社なんだなーということ。フリードリンクだとかオフィスが綺麗だとかはあくまでその要素の一つに過ぎないといった感じです。どうもうまく言い表せないのですが、この空気の心地よさは実際に参加してみないと分からない気がします。本当、航空宇宙業界に喉から手が出るほど欲しい環境。

次回参加者に向けて

だいぶ気が早いですが…。

  • emacsかviのどちらかの陣営につくことになることは間違い無いかと思われます。「どっちも使ったことないです(^q^)」みたいな状態であればなるべく早めに環境構築&操作に慣れておくべきです。自分はまさにそんな感じで飛び込んでしまったので、「え、今まで何やってたの?」「というか何でここ来たの?」的な目線を受けることとなりました*2。むしろはてな社員に蔑まれたいみたいな人はどうぞ好きにして下さい。
  • perl,javascriptの基本文法は押さえておきましょう。オブジェクト指向プログラミングに不慣れな人は、どんな言語でもいいのでOOPに慣れ親しんでおいたほうが良いです。クラス設計大事。
  • 個人的に、遠方参加者は持ってきた方が良いと思うもの…スペックの良いPC(VMWare上のLinuxをガリガリ走らせるので、ネットブックなんかで挑もうものなら爆死します)、爪切り(一か月も滞在すればプログラミングに支障がある程度には伸びます)、目薬(普段使う人は)、充分な服(気がついたらはてなに行く服が無い状態に)、無線LANルータ系のもの(1回線の部屋を2人で使っていたので)、覚悟

ちなみに去年はHHKBを持参したインターン生の方もいたようです。あとは「俺はうごメモの開発に関わってやるぜー!」みたいな意気込みの人ならDSも持ってくればいいよ。

なんにせよ、はてなインターンは「知識の高速道路」を全力で走るカリキュラムが用意されており、講師の方々も全力でぶつかってきます。そんな中で環境構築を見直したり、基本文法に足を掬われたりといった本質的でない部分に時間を取られてしまうのは本っ当に勿体無いことだと思います。しっかり準備を整えて、「さあ今からスポンジのごとく知識を吸収してやんよ」くらいの状態で挑んでください。

  • IDちょう大事

首から下げる名札も会社での呼び名もID名です!インターンに参加したい人は自分のID名を10回音読してから参加しましょう。恥ずかしい名札をぶら下げたまま、うっかりコンビニとかに行くと死ねます*3


「にゃ、にゃんぴー…さん?」「は、はい…」

これから

後半ではブックマークチームに配属されました。自分が愛用しているサービスを今度は開発する側に回るということで物凄く不思議な気持ちですが、頑張れるだけ頑張ってみたいです。
今日ふらっと行った神社が安産の御利益のある所だったようなので、自分の出すサービスの安産をしっかり祈っておきました。ではまた2週間後にでも。

*1:できる人はなぜできるのかを考えれば当然のことかもしれない

*2:本当は社員の方も同期のみなも超親切に教えてくれました。id:nanolia先生は神。

*3:2回くらいやらかした