理系研究室のウェブサイトを作る時に気を付けること
誰に来てほしいか
- 内外の関係する研究者
- 学生
- (スポンサー)
何に気を付けるべきか
- html素人でも管理できること
- 学生が管理する場合は自分も含めてhtml素人によって運営される
- リッチに作ってしまったばっかりに後任者が面倒臭くなって更新を放置するよりは,見た目が泥臭くても簡単に更新できるほうが良い
- 英語コンテンツの充実
- 国際学会に出る程度に海外に関心があるのなら必須
- 静的コンテンツに日本語・英語ページを共存させるとき,
タイプ | 日本語トップ | 英語トップ | ~/ |
1 | index.html | index-e.html | 日本語 |
2 | index-j.html | index.html | 英語 |
3 | index-j.html | index-e.hmtl | 日本語 |
4 | index-j.html | index-e.hmtl | セレクタ |
5 | jp/index.html | en/index.hmtl | セレクタ |
みたいなパターンが考えられる.一長一短だけど,割と1が多いような気がする.
何を書くべきか
- 簡潔な研究室紹介
- まずはトップページで何をやっているか分かる程度の説明が必須.
- 研究トピック
- 少し踏み込んだ研究紹介.
- 教官紹介
- 留学生が欲しいなら英語もしっかり.
- 研究業績,過去の発表
- 言わずもがな.タイトルだけでなくアブストが読めたり,該当する学会のページへ飛べたりすると研究者にとって親切.
- 最近の活動
- ゼミやったとかポスターセッション出たとか教授が本出したとか.内容は結局誰に何を訴えたいのか次第ですよね.楽しい雰囲気だよってことを学生に見せたいのなら「今日はバーベキューした」とかブログ的なものでも良いかもしれない.それしか更新されてるコンテンツが無いと少し悲しいけども.
- 学部学科へのリンク
- コンタクト先
実例
何やっている研究室かすぐ分かる,研究内容や業績をきっちり紹介している,ナビゲーションが分かり易い,あたりの特徴をもった個人的に好みなものを幾つかピックアップ.色々調べてみると2カラムが圧倒的に多い.
NAIST 松本研究室
自然言語処理の研究室だけあって(?)テキスト主体かつスマートなデザイン.
東京大学 森下研究室
wordpressを使った研究室サイトのお手本.
慶應義塾大学 笹瀬研究室
過去の発表のアブストを全て見れるのが凄い.業績のアピール力.
大阪大学 石黒研究室
筑波大学 山海研究室
慶応義塾大学 電気自動車研究室
どういう研究室なのかを画像で伝えるタイプ.プロダクトの知名度を強みにしている.
結局デザインうんぬん以前に研究室自体が凄いことがryという感じがしないでも無いけど,まとめとしては誰に何を伝えたいのかがやっぱり大事,てことですかね.