Javaとスマホ開発の素人がAndroid SDKを触ってみた.初日.

本日,こういうイベントに参加してきました.

上層テスト技術者に贈るAndroid開発入門講座 : ATND

自分はJava分からないし,iPhoneユーザーだし,上層テスト技術者でもないというか社会人ですらない.全てを間違えました.なんというか申し訳ありません….先日買ったちっこいAriaさんと戯れたかったんです….暖かく教えて下さったテスト部の皆様に感謝です.感想と,その後やったことを記録として残しておきます.

午前の部

まずは環境構築.といっても,講師の方がAndroid SDKやらEclipseやらまとめて配布して下さったので,面倒な設定でつまづくことは全く有りませんでした.大変助かりました.自宅の回線環境がだいぶアレ(30〜70kbps)なので,自力で環境構築してたら死ぬところでした….浮いた時間でとりあえずJava基礎文法最速マスター - いろいろ解析日記とかを見つつ,eclipseのショートカットを覚える.至った結論:とりあえずCtrl+Space押しておけ.DDMSでFizzBuzzをやったりしてたら昼に.

午後の部

お題だった,割り勘計算アプリを作りにかかります.Androidの世界は(人工衛星の世界と比べると)組み込みとはとても信じられないようなリッチさで,心底羨ましい….「いいんですか?湯水のように一時オブジェクト作っちゃっていいんですか?やったー!」と,ご馳走を与えられた犬みたいな感じで勝手に(すみません…)コーディング.DDMSでGCが走ってるのを見るだけで喜ぶ有様ですよ.Android Wiki*なんかをリファレンスにしつつ楽しく手を動かす.
アプリは残念ながら完成とは行かなかったのですが,講習を通してEclipseの手懐け方だったり,Java的なお作法だったりも含めて,エンジニアの方々の声を聴けたのはとても新鮮な体験でした.

終了後

鉄は冷めないうちに,ということで,帰ってからもうちょっと自習.まず[Android] Google URL 短縮 API を Android から呼び出してみました - adakodaを見て,短縮URLでちょっと遊んでから,ATNDのAPIを弄ってみる.嵌りどころも無さそうだなーと思ってたら,Java Library for ATND API - ATND4J on SourceForge.JP Web spaceというJava向けのライブラリを発見したので,自分のコードを葬り去り,有り難く使わせていただくことに.

自動import怖い

JavaというかEclipseで一番びびったのは,コピペやらコード補完やらするたびに,必要なパッケージが自動的にimportされていくこと.たとえば

public class Foo extends Activity 

という一文を補完するとき,android.app.Activityを意図したつもりが,実は全然違うパッケージのActivityを選択してた!みたいなことがたまに起きたり.そうすると補完適用箇所の結果は一緒でも,画面外の場所でコードが変わってしまう.まだちょっと慣れませぬ.

ListViewで嵌る

ListViewとListActivity(3)-応用編 - 愚鈍人などを参考に,ListViewのお勉強.GUICSSみたいに流し込んでいく感じで(てきとーな喩えだ).で,よく根本の動作を理解してないまま手を動かしたので,これにド嵌りする.
AndroidのListActivity: おちエンのブログ

HTC Ariaの実機転送でもちょっと嵌る

HTC製の同期アプリ,HTC Syncをインストールしないと,いくらSDK側をアップデートしても転送できない.ついでに,USB接続時の挙動は「充電のみ」「USBテザリング」「外部メモリ」「HTC Sync」から選択可能だけど,これはHTC Syncにしないとダメ.挙動をテザリングに固定していたことに気づかず,しばらくあたふたしていた.

そんな感じで

1日の成果はこんな感じ.気になる単語でOR検索した結果をリストに並べるアプリもどきです.アイコンのクオリティがアレすぎて泣ける.



User Experienceもクソもない動作をしますが,何にせよ色々初めてでもあっさり動くものが出来るってのは面白いなーと思います.自分のスマートフォンで自分の書いたアプリが動くと,なんか愛着湧きますね.